ランエボにおける、ミスファイアリングシステムとは。

最近、携帯ネタが多かったので、車ネタも。

以前から謎だった、ランエボのミスファイアリングシステムについて、2chランエボスレッドからコピペ。


474 :名無しさん@そうだドライブへ行こう:2008/06/25(水) 09:36:29 id:V4jaVKED0
う〜ん、なんか部分部分で合っているんだけどどこか間違っているって言うの多いな。

ミスファイアリングシステム、アンチラグシステム共に同じ意味ですよ(海外では
アンチラグシステムの呼び方が主流、日本ではミスファイア)

エボに積んでいるのは単なる2次エアーを送るだけのシステム(正確にはミスファイアリング〜とは
違う物だけど、WRCではこのエアを使ってミスファイア後の点火を補助していた)
3はハード的に2次エアーは付いているけど、エキマニの所のボルトに穴が開いていないので
エキマニに空気が送られない(ボルトを交換すれば送られるようになる)
あとエボ8から付いていないと言うのは嘘。8以降も9MRまでしっかりと付いている。
唯一付いていないのはGT-Aだけ。Xは付いていない(と思う)

で、皆が期待しているパンパン言うやつは、
エンジンの点火を間引いて(全て止めるのではない)わざとミスファイアを起こし
エキマニに生ガスを送る。で、間引かなかった点火が起きるとEXバルブ側から爆発した炎が
エキマニ内に進入して、先程の未燃焼ガスに引火してエキマニ内で爆発膨張され
タービンが回ると言う仕組み(だから点火をカットではなく間引くわけ)。そこに2次エアーで空気を
エキマニに入れてやるとより大きな膨張が起こせてウマーって訳で、2次エアーシステムは
ミスファイアリングシステムとは違う物です。
3以降はWRCでこのウマーの部分を使いたかったので2次エアの配管が付けられている。
ちなみに3〜6TMまではECUに点火を間引く機能がありECUを書き換えてそれを使えるようにすると
ミスファイア〜が使えるようになる。7以降は点火間引きが無い(消された)ので書き換えても無理って訳。

475 :名無しさん@そうだドライブへ行こう:2008/06/25(水) 09:49:12 id:V4jaVKED0
続き

で、2次エアーシステムとは本来は燃焼ガスとエアーを混合させることにより
触媒で反応がより促進され綺麗なエアーになると言う排ガス対策のシステム。
ターボのアンチラグの効果は殆ど無くエキマニに取り込まれたエアーが
タービンを僅かに回す程度しかない。単体で使うよりもミスファイアリング〜と合わせて
初めてアンチラグとしての効果が出ると言うわけ。

で、アンチラグの使う場所だけど、皆が良く知っている減速時のアクセルを離した時に
パンパン言うのは、実はあんまり効果ない部分だったりする。
本当に効果がある部分は、スタート時とシフトアップ時。
スタート時にアンチラグを作動させると、停車中にもかかわらずブースト圧をガンガン上げれて
スタート時にブースト全開(までは行かないが)の超加速が行える(WRCでスタート時に
パンパン言うのはこれの為)
シフトアップ時に作動させると、アクセルを踏みっぱなしにしたままブーストを正圧に保って
次のシフトに入れ、シフトチェンジ時のブーストの落ち込みをゼロに出来る。なのでシフトチェンジ後に
過給のかかったNAのようなレスポンスの加速が行える。WRCやGTで加速中にパンパン言うのはこれ。

ちなみにミスファイア〜を使う時は触媒を抜かないと触媒破損する恐れあり。

どうやらこれが正しいっぽいのでコピペして保存。
本当に正しいかどうかの判断は読者の方にゆだねます。
書き手の方に感謝。