covia SIMフリースマートフォンFLEAZ F4s(CP-F40S)ファーストレビュー。

っとゆ〜わけで、

↑金曜日の早朝にAmazonでぽちった、coviaのSIMフリースマホ(FLEAZ F4s(CP-F40S))が翌日(今日)の午前中には届いたよ。さすがはAmazonプライムAmazonプライムじゃなくてもすぐに届いたかも知れないけど。(ぉぃ

そんなわけで、さっそく開封

パッケージと本体。

付属品はこんな感じ。1年間の保証書もあるでよ。スクリーンの保護シートが付いてるのが親切。使わないけど。(ぉぃ
バッテリーは小さい。見るからにもたなそう。(笑

ヤマダのポイントで買った*1microSD(SDHC)カード。容量は8GB。メーカーは安心のSanDisk。お値段1,310円也。Class4かClass10かちょっと迷ったのだけど、デジカメデータを大量に転送する、といった用途でない限り体感的な差は無さそうだったので、Class4にしたのだった(Class4のが数百円安い)。

いきなりSIMを刺すのはコワイので、とりあえず、Wi-Fiでインターネットにつないで充電しながらファームウェアのアップデート。

その後、おもむろに禿の黒SIM*2を刺し、電源を入れると特になにも設定する必要もなく、ソフトバンクの電波を掴んでくれる。通話および、SMSの送受信は何ら問題無し。が、3Gモバイルデータ通信を試すためにデータ接続を有効にしたところで問題発生。インターネット接続が出来ない。APN設定が別途必要なのかも。が、元々このSIMで運用するつもりは無く、3Gガラケー用の銀SIM化する予定なのでこれは自分としては特に問題無し。むしろ設定ミスでパケ死(死語?)する可能性が無い分、ありがたいと言えよう。ちなみにデフォルトの設定では、「データ接続」が「無効にする」になっていた。フェイルセーフ感たっぷりでメーカーの良心を感じる。キャリアの端末ではあり得ない。(ぉぃ

ところで「銀SIM化」について結論を先に言うと、ソフトバンクの3Gガラケー本体が無いと受け付けてくれないとのことだった。ソフトバンクショップに3件ほど電話して、1店舗はお店にまで出向いて話を聞いたのだけど。あと、銀SIM自体の在庫が店頭に並べているケータイ端末分しか無くて、ガラケー本体を持って来てもすぐには対応出来ない、というお店が2店舗ほど。そんなわけで、とりあえず「銀SIM化」についてはお預け。仕方が無い。今さら感たっぷりだけど、ヤフオクで中古のソフトバンクケータイを探すか。トホホ。

しかし、FLEAZ F4s(CP-F40S)がデュアルSIM(標準SIM×1、microSIM×1)対応だったおかげで、とりあえずiPhone4Sで使っていた黒SIMが使えてしまった(データ接続は使えてないけど)。標準サイズの銀SIMで運用するつもりだったので、microSIMスロットを使うつもりも無かったのだが、いきなりデュアルSIMの恩恵を受けることになるとは思ってなかった。デュアルSIM最強!

それではいよいよ、端末本体の感想について。本体の質感は良い感じにプラスチッキー。(笑
ただ、スベスベしていて触り心地は非常に良い。本体サイズはiPhone4Sよりちょっとだけ大きい。サイズ的には大きいとも小さいとも思えず、普通。ただ、重量は予想以上に軽くて好印象。これはiPhone4Sとの比較だけれども、iPhone4Sがガラスや金属を使って高級感がある代わりに重くなってしまったのと反対の結果だ。安っぽい素材が功を奏しているといえよう。

操作感については思ったよりもサクサク。と言うか、値段からして要求するレベルが自然と低くなるので、もっと重いと思ってたけど、全然軽いといったところ。とは言え、まだほとんどアプリも使ってないのだけど。とりあえず、UIとかの各種設定を終えて、Googleアカウントのアドレス帳を同期したのち、ブラウザとメールをほんのちょっと試してみた程度。しかし、スマホになって何がよくなったかと言えば、アドレス帳の同期が楽になったことが大きい。あとはメールの設定もGmailならアドレスとパスワードを入れるだけなので楽ちん極まりない。もっともガラケーのキャリアメールなら、何も設定せずとも使えるわけだけど。

日本語入力については、標準で入っているOpenWnnがQWERTYに対応してないらしく*3GoogleIMEでも良いのだけど、せっかくATOK Passportにお金を払っているので、ATOKを入れてみた。これでようやく普通に(QWERTYで)日本語入力が出来る。GoogleのPlayストアも普通に使える。

ただ、カメラについてはAmazonのレビューにもあった通り、お世辞にも画質が良いとは言えない。

実際にFLEAZ F4s(CP-F40S)で撮影した写真がこちら。左からiPhone6(au)、iPhone4S(禿)、NM705i(docomo)だ。iPhone4S以外は回線契約が生きたSIMが入っている。iPhone4Sについては、さっきまで入っていた禿の黒SIMがいまは撮影者たる自分の中にあるわけで、いわば幽体離脱して抜け殻となったかつての自分を眺めている気分だろうか。(ぉぃ

以上がファーストインプレッションだけれども、正直なところ、とても1万円以下の端末の出来とは思えないくらい良い出来だと思う。とにかくコストパフォーマンスが高い。デュアルSIMは予想以上に便利だし、キャリアの端末には無い特徴だ。買って良かったと言う満足度が高い。ただ、これをメイン端末にするかと言われれば正直ちょっと厳しい。これはAmazonのレビューでも多く見かけた感想だが、その意味が実感を伴ってよく分かった。メイン端末としては厳しいけれども、サブ機としては最高というのがこの製品のキャラクターだと思う。ひと言で言えば、名脇役といったところか。

さて、続きはいよいよ銀SIM化とパケットプランの解約だ。待て次号!(笑

OpenWnnの件ですが、QWERTY対応してました。すみません。「FlickWnn」という設定アプリの中にQWERTY関連の設定がありました。

(2/22 11:20追記)

上記、iPhone4S用禿の黒SIMでのデータ通信についてですが、インターネット接続は出来ていない(少なくともWEB閲覧は出来ていない)にも関わらず、パケット代36円が発生していることを、My Softbankで確認しました。
パケット定額が適用不可のアクセスポイントにつながってしまった可能性もあります。パケ死の危険性を防ぐため、黒SIMを使われる場合はご自身で適切なAPN設定をされるのがお薦めです。最悪、青天井でパケ死の可能性もあるので、くれぐれもご注意のほど。APN設定がよく分からない場合は、SIMカードの「データ接続」を「無効にする」にしておくのが無難です。
自分はとっとと銀SIM化して、インターネット接続は解約し、通話とSMSのみで運用(パケットはWi-Fiのみ)の予定です。

(2/22 18:20追記)

*1:厳密にはポイントがちょっとだけ不足していたので、現金で56円だけ払いました。(笑

*2:これまでiPhone4Sで使っていたもの。

*3:もしかしたら対応してるのかも知れないけど、少なくとも設定が見当たらなかった。