岩田聡氏による基調講演「ファミコンから20年:ゲーム産業の今とこれから」概要。

細かいとこでは、


ディスクメディアを採用したため、開発費が上がっているにも関わらず価格は下がっていく
コレはあくまで任天堂的見解で的を射てないなー、っとは思うものの、おおむねでは最近の岩田聡タンの主張にはかなり同意できるし、興味深いのであった。

シューティングゲーム、2D格闘ゲームという2つのジャンルにおいて、大きく盛り上がるとともにより複雑化した
ゲームが増え、それとともに初心者への対応があまりなされなかったために衰退の一途を辿ってしまった
コレは当たっていると思うけど、でも、ジャンル自体が持つライフサイクルがあると思うし、ここで言ってるコトがつまりはライフサイクル内の状態の遷移を語っているようにも思えるし。まーそーゆー意味では、ゲーム業界自体がそのライフサイクルの終わりに差し掛かっている、可能性もあるわけで。でもまー、市場拡大が停まったということであって、規模が縮小する(=ゲームの発売日に徹夜で並ぶガキの群お子様の行列がTVで流れることはもうない&カツアゲの対象物にもなり得ない)にしても、遊びの形態の一つとしては、ずっと続いていくとは思うけど。


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(9/28,9/29追記)