さくらのVPS512でAipo6を動かすよ〜

超ひさびさに技術ネタ。

↑手順としてはまず、「さくらのVPS512」をここの「お申し込み」ボタンから、申し込む(月額980円)。
ワシはすでに「さくらのレンタルサーバ」の「スタンダード」を契約していて、さくらのIDを持っていたので、そのアカウントでログインした。適当にフォームに記入して、クレジット払いにして「完了」的なボタンを押すとすぐに「お申込受付完了のお知らせ」的なメールが返ってきて、即使えるのかと思いきや、デフォルトでインストール済みのCentOSのrootのパスワードがまだ分からない。20分くらい待っていると、「[さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせ」的なメールが返ってきて、そこにIPアドレスとrootの初期パスワードが書かれているのだった。
ワシはいきなりrootで作業するのが気持ち悪いと感じる、昭和生まれのオッサン世代なので、一般ユーザーをadduserしたり、そのユーザー用に/etc/sudoersを編集しようとしたら、emacsがなくて、100年ぶりくらいにviを使うハメになってキーアサインが全然分からなくて、苦労してせっかく書き換えたと思ったら、保存するときにPermission Denied的なエラーが出て、chmodしたら、いざsudoコマンドを使うときにそんなパーミッションじゃあ使わせてやんねー的なエラーが出て、ゲンナリしつつも、sudo*1って昔からそんなだっけなーっと思いつつ、渋々またchmodしたりした話はあるのだけど今回は省略。(ぉぃ
そんなこんなで、以下はsshでログイン出来るようになってからのお話。ちなみに、仮想サーバの起動は、「さくらインターネットVPSコントロールパネル」というWEBサイトから、ブラウザ上で「起動」ボタンをクリックするだけでOK。そうすると、「リモートコンソール」ページからブラウザの画面に埋まった状態で、サーバの起動の様子(コンソール)まで見れるのが凄いと思った。起動時間は一瞬、とは言えないけど、共有環境にある、仮想サーバにしてはそこそこ速いと思う。
さて、Aipo6のイストール手順は下記の通り。


$ wget http://aipo.googlecode.com/files/aipo6010ja_linux.tar.gz
$ su
# tar zxvf aipo6010ja_linux.tar.gz
# tar zxvf aipo6010.tar.gz
# mv aipo /usr/local/
# yum -y install readline-devel zlib-devel nmap

ここで注意点としては、tarボールが過剰梱包状態で2回も固めてあるので、一回解凍しただけで「溶けてないじゃん!」と思って焦らないように。*2
あと、「readline-devel」と「zlib-devel」が必要というのは、

↑ここで知っていたので事前に入れておいたのだけど、インストール途中に「nmapが無い」とか言って怒られたので、「nmap」も入れておきましょう。nmapが何かは知らないけれど。(ぉぃ*3

あとは、


# cd /usr/local/aipo/bin
# sh installer.sh

で、インストーラーが起動して、全部勝手にやってくれるのでしばらく待てばおっけー。待つこと10分くらい?
Aipo6の起動については、


# cd /usr/local/aipo/bin
# ./startup.sh

でおっけー

↑ブラウザで、xxxに実際のサーバのIPアドレスを入れて、/aipo/にアクセスするとAipoのログイン画面が出る。ちなみに、/の結果が404 Not Foundで403 Forbiddenじゃないのに違和感を感じるのはワシだけか?

とりあえず、adminでログイン(「ユーザー一覧から選択する」のチェックボックスを外してユーザー名に「admin」と入力。パスワードも「admin」)して、「会社情報管理」→「管理者パスワードを変更する」で管理者パスワードを変更しておけば一安心。

気になっていたのは、

↑Aipo6のLinux版の動作環境が32bit版CentOS 5.5で動作検証済みとなっていて、64bit版については対応中となっていた点。

一方、↑「さくらのVPS 512」の標準OSは「CentOS 5 x86_64」となっていて、64bit版なのだった。もちろん、お好みに合わせて、32bit版のCentOSも、UbuntuでもFreeBSDでも、何でも入れられる(というのはウソだけど)のだけど、いちいちOSを入れ直すのも面倒なので、出来るだけデフォルトの環境で使いたいと思ったのだった。が、ワシは32bit版Linuxと64bit版Linuxの互換性について知識が乏しいうえにぐぐってもよく分かんないので、出来そうな予感に頼りつつ、適当にインストールしたら出来ましたよ、というお話。*4

そんなわけで、上記環境でいちお〜インストール&起動は出来たので、報告まで。
終了はまだ試してないけど。(ぉぃ*5

*1:参考→http://www.atmarkit.co.jp/fsecurity/rensai/unix_sec05/unix_sec01.html

*2:ワシは焦りました。オプション間違えたかと思ったよ。

*3:歳を取ると、ぐぐるのさえ面倒臭いのですよ。

*4:動作チェックは全然してないけど。

*5:不具合があったら、また日記で報告するかも知れないし、しないかも知れません(汗)。