コードギアス 反逆のルルーシュR2(第25話)。

  • 以下、ネタバレがあるのでご注意ください。
  • ワシにとっての最終回は23話のAパートだったな、と思った。
  • ワシにとっての25話は蛇足に思えるし、それはワシがストーリーを求めてるんじゃなくて、情景を求めてるからだな、と思った。
  • しかしながら、ストーリーについて語ると、ルルーシュが自らの死を望むということは自殺を肯定する結末であって、それが本当にルルーシュらしい行動かと言えば、そうでもない気もする。
  • 世界を欺き世界を変えてきたのがルルーシュならば、別に本当に死んでみせる必要はなくて、死んだフリで十分であろう。
  • そうやってまた世界を欺いて、C.C.といっしょに旅にでも出れば良いではないか。
  • ワシとしては、そーゆーハッピーエンドを望みたかった。
  • でも、そうすると作品としてのカタストロフィに欠け、カタルシスは得られず、ルルーシュが殺戮の限りを尽くしてしてきたことへの贖罪も果たせない、ということだろうか。
  • しかしながら、世界を変えるためにあらゆるものを犠牲にして全力を尽くしてきた男が、最後に自らの死を望む動機がどこにあるのかが、自分には伝わってこなかった。
  • まあ、それを言うと「すべてはナナリーのため」という動機を失って以降、ルルーシュの行動力を支えていたものが何かも、自分にはよく分からないのだが。
  • とは言え、作品全体としての総合的なクオリティはシリーズを通して非常に高く、今期で一番面白かったアニメだと思う。
  • ガンダム00が正直微妙な出来だったので、どうかなと思っていたが、さすが老舗のサンライズだと思った。*1

*1:来週からガンダム00がまた始まるかと思うと、見ないわけにもいかず、ちょっとブルーだ。(苦笑