M1000三周年記念。

世間的にはスッカリ過去の機種となってしまいましたが、本日はM1000の三回忌*1、もとい、三周年記念日です。
三歳のお誕生日おめでとう!! >M1000

そして、「FOMA M1000 活用サイト」が更新されてたので、ワクワクっと思って見たら、


2008.07.01
FOMA M1000用ドコモ提供アプリケーション
「データバックアップ for M1000」「mopera U Messenger」のサービス終了のお知らせ
でした。しくしく。


さて、自分にとってM1000とは、購入当初は単なる「ヘンなケータイ」*2に過ぎなかったわけですが、その後、「ぶるじょわまっぷ」を開発することになり、M1000オフ*3にも参加し、その縁で「スマートデバイス寄り合い」にも度々参加させていただくことになり、思えば、M1000が縁でずいぶんと交友関係が広がったように思っています。
これまで、オフ会に参加したことは何度もありましたが、一つの携帯端末がキッカケで知り合った方々、というのは、自分にとっては初めてでとても不思議な気持ちです。今は首都圏を離れてしまったので、残念ながら「スマートデバイス寄り合い」にはなかなか参加できなくなってしまいました。また、M1000もユーザー数の減少から、自分のモチベーションも下がり気味で、M1000にこだわった活動、というのは残念ながら出来ていません。自分にとっての、M1000の後継となる機種はずっと探しているのですが、オープンなプラットフォームを持つ、スマートデバイスの中でなかなか気に入ったものと巡り会えず、現行バージョンの「ぶるじょわまっぷ」の先でやりたかったことは、まだ出来ていません。
ところで、ちょうどあと10日後にiPhone 3Gの発売を控え、iPhoneこそが自分にとってのM1000後継機となるのではないかと、期待をふくらませていますが、SDKの制約事項を見るとM1000の方が自由だったな、という思いもあり、実機を手にして、少なくともHelloWorldを動かしてみるまでは、まだ予断をゆるさない状況です。その点、今思えば、M1000の自由さは奇跡的なほどでした。これが、あの保守的なドコモからリリースされた端末とはとても思えません(良い意味で*4)。M1000にとっての不自由さは、極論すればパケット代だけだった、っと言っても良いのではないでしょうか。その不自由さも、「Biz・ホーダイ」によって多少は解消されたかも知れませんが、Bluetoothが使えないといった新たな不自由さも生み出しました。こればっかりは、ドコモ発祥がゆえの制約だったように思います。
とは言え、自分にとってM1000は、初めてドコモを使ってて良かったと本当に思えた端末でした。M1000のようなオープンで自由な端末がドコモからリリースされることは、もう二度と無いかもしれませんが、一度でもM1000のような端末をリリースしてくれたことを、ドコモに感謝します。*5

*1:(c)ま〜さん

*2:http://d.hatena.ne.jp/tmx/20050702/1120382248

*3:http://d.hatena.ne.jp/Mar/20060107

*4:フォローになってないから。>ワシ

*5:ほめてるのかけなしてるのか分かんない書き方ですが、一応、ほめてます。(笑