赤外線通信とワンセグとiPhone、または全部入り携帯vs iPhone。

本日、二件目のiPhoneネタ。

みんなスッカリ赤外線通信のことを忘れているのではないか。
少なくとも自分はそうだった。そして、20代の約半数が赤外線通信を使っていると知って、驚いた。
ちなみに、個人的には先日、初めて赤外線通信での電話番号交換を試みたのだけど。N903iにそんな機能があるなんて、その時まで知らなかった。相手の人(たぶん30代)に言われて、初めて気付いた。その人は確か、auの携帯だったと思うのだけど、ドコモの携帯と赤外線通信が出来るのも驚きだった。
使ってみれば、確かに便利だったけれども、どうも赤外線通信は昔、ノートPCやデジカメで流行ったけど廃れた経緯があるので、なんとなーく、レガシーな技術のような気がしてしまう。自分に限らず、PC畑の人はそうなんじゃないだろうか。そして個人的には、やはりスマートフォンならBluetoothでしょ、っと思ってしまうし、以前、スマートデバイス系のオフ会*1で、メールアドレスを手書きしていて呆れられた事があるけど、自分はいまだに紙派だ。そして、携帯番号はともかく、メールアドレスを渡すのは、名刺が一番、っと思っている。*2


さて、iPhoneが売れない理由を列挙される時に、いつも違和感を感じるのは、どうしてみんな何でも全部入りのデバイスを欲しがるのか、っということだ。確かに、カタログスペック上は、一つでも機能が多い方が消費者にアピールできるのかも知れないけれど。自分は、何でもかんでもが詰まったデバイスに、正直食傷気味だ。自分が必要としてる機能だけが揃っているデバイスの方が、ずっとスマートだと思う。たとえば、これも個人的な嗜好の問題ではあるが、「WILLCOM 03」が発売されると知って、ついにBluetoothが搭載されることを喜んだけれども、ワンセグチューナー内蔵と聞いて、正直ガッカリしてしまった。アンテナが飛び出たデザインも、なんだかテレビみたい*3で、スマートフォンとしては好きになれない。だから、iPhoneも、「おサイフケータイ」に対応していなければ話にならない、っと思う人は買わなければ良いだけの話だ。まあ、実際、そんな人は買わないだろうけど。アレが無い、コレが無い、っと批判するだけの姿勢には正直疑問を感じる。スペック至上主義の日本においては、無い機能があるのが不都合なのかも知れないが、これだけ様々なメーカーが色々な携帯を販売してるのに、機能的にはどれもこれもガラパゴス仕様の似たり寄ったりの携帯ばかりなのが不思議で仕方がない。自分が使う機能が必要十分に揃っている携帯を、様々なバリエーションの中から選べた方がずっと良いと思うのに。

*1:少なくとも全員が、Bluetoothバイスを複数持っているような場所。

*2:ので、いつもいっぱい刷って持っている。

*3:いや、テレビなんですけどね。