iPhone 3Gが本当に必要とする、3つの機能。

また、iPhoneネタ。もう飽きてる人、ゴメンナサイ。
さて、iPhone 3Gが本当に必要としている機能は、「おサイフケータイ」でもワンセグチューナーでも赤外線通信でもカメラの高画素化でもなく、

この三つだと、ワシは思う。


まず、A2DPについて。M1000も非対応だったので、個人的には、まあいっか、っと思ってしまえるが、そもそもがiPodベースであることを思えば、Bluetoothに対応してA2DP非対応とは、バランスが取れていないようで、なんとも残念だ。iPodBluetooth対応にして、ワイヤレスヘッドホンをつなげるアダプタは、既にサードパーティから様々な商品が出ている。そこに需要があることは間違いない。ならば、A2DPに対応することで、そのようなサードパーティ製のアダプタ無しで、ワイヤレスヘッドホン(ヘッドセット)で音楽が楽しめるとなれば、一般のユーザーにも物欲を沸かせるだけのインパクトがあると思うのだが。


次にFlashについてだが、

この記事によれば、ジョブズ氏は「iPhone上では動作が遅いためにFlashは不適」と言ったそうである。確かに現行のiPhoneのCPUパワーでは、ブラウザの中で動作させるのは、快適なWebブラウジングを阻害するかも知れない。それならば、単体のプレイヤーという形でも良いので、.swfファイルを実行できる環境が提供されれば良いと思うのだが。特に今やインターネットでの動画配信はFlashが中心となっている。YouTubeの動画はある程度見られるらしいが、それ以外の、例えばニコニコ動画も見たい人はいるだろう。また、今やFlashは単なるアニメーション、UIにとどまらず、クロスプラットフォームな仮想環境としての地位を確立しつつある。そして何より、個人的にはM1000では動いた(Ver.5.0までだが)ものが動かないのは悲しい。

この記事によれば、現在、AdobeiPhone版のFlashを開発中らしい。時間がかかるかも知れないが、ぜひiPhoneでもFlashが稼働する環境が整って欲しいと願う。


最後にストラップの穴だが、これは恐らくデザイン的な理由で省略されたのだとは思う*1が、実用上はあった方が良いと思う。常時ケースに入れて使えば、落としたときの衝撃は少なくて済むかも知れないが、落下が防止できるストラップ用の穴が一つあったところで罰は当たらないと思うのだが。それとも、常時ケースに入れて、そのケースにストラップを付けるべきなのだろうか。ちなみに、自分の場合、iPod miniは常時ストラップ付きの革製のケースに入れて使っている。

既に発売が予定されている、iPhone 3G用のケースも少なくはない。自分には、iPhone本体に穴を開けるほどの根性はないので、おとなしくケースを物色することにしたい。

*1:あるいは、そもそも北米ではストラップを必要としない文化の差か?