プラネテス(第16話)。
- ハチマキのおやぢが実は有名な技術者(機関士?)で、その人が仕事のスカウトから逃げ回るんだけど、結局は仕事を引き受ける、話。*1
- スゴイと思った。
- 特に冷徹なオッサンのインタビューをみんなが見ているシーンでの、二次映像*2の作り込み。
- まあ、二次映像自体はアニメでもよくあるけど、オッサンをフォローするカメラの手ブレまで再現するとは。
- あとはテレビ電話。
- 最初の電話では、通話終了後のモニタ画面に、ハチマキのおふくろが映って。
- 二回目の電話では、おやぢが映る。*3
- 細かい部分だけど、こういう作り込みが完成度の高さを実現するんだよなー、っと思う。
- テレビ電話自体は、自分はあと100年は普及しないんじゃないかと思ってるんだけど。*4
- 通話画面に相手だけでなく、自分の顔が小窓に表示されるという、機能にリアリティを感じる。
- でもまあ、国際電話や、ましてや地球と宇宙ステーション間の通話、なら普及しそうですねー>テレビ電話
- それにしても気の毒なのが、今回貴い犠牲となった*5、ロケットエンジン工場で働く、元忍者の従業員たち。
- そして、ハチマキが自分も、フォン・ブラウン(あるいは、あの冷徹なオッサン)と同じだとかほざいてたけど。
- そんなことはないだろうと思った。*6
- ハチマキは甘々の甘チャンだと思うなー、きっと。*7
- 冷酷さの描写としてのリアリティは、今回のオッサンも不十分かも知れないぐらいで。*8
- やっぱ、「人狼」くらいイッちゃってくれないと、その冷酷さに説得力が伴わない、と思った。*9
*1:その過程で、ギガルト先生とハチマキのおやぢの接点が判明したり。
*2:劇中でのニュース番組
*3:しかも、心理描写的効果が高い。
*4:なぜなら、技術的orコスト的には可能であっても、音声だけで十分だったり、音声だけの方が都合の良い場合も多いと思うので。
*5:ですよね?
*6:まあ、ハチマキのおやぢがそうしたように、対タナベ的にはワガママを通すのかも知れないけど。
*7:ワシと同じニオイがするので。(苦笑
*8:いや、一話に詰め込むのは無理なので、30分のアニメでは十二分だと思いますが。
*9:「冷酷さ」というのは正確じゃなくて、正確には、良くも悪くも、ボクちゃん、そーゆー種類の人間なんすー、くらいの意味。