GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 Limited Edition←。

tmx2004-05-11

  • 物欲成就後、放置してあったのを鑑賞。
  • 実は劇場公開時に一回。LD発売時に一回*1。今回のDVDで一回の、計三回しか見てないよ〜な気がする。*2
  • しかし、当時あれだけ驚愕した映像も今やイノセンスと比べると、ショボく見えてそれがむしろ衝撃。
  • なんつ〜か、PS2GCXboxのゲームに慣れた目で、ひさびさにPS1のゲームをやった時の感覚に奇妙なくらい似ていると思った。
  • もちろんクオリティはすごく高いんだけど、良くも悪くも、90年代の劇場版アニメ作品、っという印象。
  • それで結局のところ、イノセンスはあの一見、豪華絢爛な3D CGを含めて、押井守の映像作品の正常進化形なのだと理解した次第。
  • 押井守はこれまでも制作上の制約に縛られることなく表現したかったんだけど、それがようやく今の時代になってかなり自由になったと思ってるんじゃないだろうか。
  • でもなー、イノセンスの後半で戦艦がドンパチやってる映像は5年後に見たら、相当ショボく見える自信(?)はあるなー*3
  • 結局、最先端の3D CGをこれ見よがしに使わなければ5年なり10年経って同じ作品を見たときのショボ度は低い、と自分は信じていたんだけど、どうも必ずしもその法則が成り立たない気がしてきたのだった。
  • とゆ〜か、別に3D CGに限らず、個々のエフェクト技術にしたって、もっとアナログ的な作画技術にしたってトータルで技術は進化してるわけだから、3D CGのみに固執しても意味がないんだな〜って思った次第。
  • ただ、やはりその技術の最先端*4で言えば、3D CGなわけで。
  • その部分は前にも述べたとおり、強くムーアの法則の影響下にあると思えてならないのだった。
  • ま〜、別にいいんだけど。
  • いやもう3D CG礼賛!ってコトで。CPUパワー万歳! そして我らにもっとメモリを!
  • あとは65nmプロセスにおけるリーク電流による発熱問題をインテルが解決してくれさえすれば。:-)

*1:その後、LDは売却。

*2:見た回数で言えば、劇パト1>劇パト2>攻殻イノセンスで、どんどん少なくなってるよ〜な気も。

*3:こんなの今ならリアルタイムレンダリングでしょ、みたいな。

*4:しかも、一番変化の速い部分。