WindowsでiCloudのフォトストリームが同期しなくなったときの対策法。
Windows版のiCloudでは突然iCloud(フォトストリーム)の写真同期が正常に動かなくなるときがある。昔のバージョン(Ver.1.0の頃)では起きなかった現象*1だが、最近のバージョン(Ver.4.0とか)では頻繁に(少なくとも自分の環境では2〜3ヶ月に一度くらい)起きるようになったと感じている。
この現象を色々と調べて、少なくとも自分の環境だけの問題ではないことが分かった。エラーログもある程度追ったりしたけど原因や解決法は分からず。何度もiCloudをアンインストール&再インストールし、OS再起動などもしてみたが効果無し。あえて古いiCloudに戻したり、写真の保存先フォルダを変更したりもしたが、解決せず。結論としては、経験則的に後述の方法でしか解消出来ない(しかし、確実に解消出来る)ことが分かった。
なお、大前提として、iOSデバイス同士の同期はうまくいっていることが条件だ。自分の環境では、iPad・iPhone4S・iPhone6・Windows7ProをiCloud(フォトストリーム)で同期しており*2、iCloud Ver.1.0の頃から利用しているが、iOSデバイス同士での同期がうまくいかなくなったことは一度もない。
また、どういった条件でWindows環境でのiCloud(フォトストリーム)の同期がうまくいかなくなるかというと、同期すべき写真の数が大量に溜まったとき(撮影したばかりの写真がiPhoneなどに大量にあって、Windowsにはまだ同期されて無い状態)。大量というのも曖昧な表現だが、数枚程度では全く問題ない。数十枚程度だとあやしい感じ。数百枚溜まるとまず同期出来ない(Windows上のiCloudでサインイン&サインアウトをすれば、100〜200枚程度は同期出来るが、それ以降何をやっても同期出来なくなる)。
前置きが長くなったが、手順を紹介する前に、
以上は最低限確認しておいた方が良いと思う。出来れば、Windowsの再起動後にiCloudを開いてみる、なども。また、自分が利用しているのは、iCloudのフォトストリーム機能だけなので、連絡先やブックマークなどについての同期については不明であり、その点は予めご了承いただきたい。
では、以下がその手順です。
- Windows版のiCloudからサインアウトする(iOSデバイスはサインインしたままでおk)。
- iOSデバイスからフォトストリームの写真を全て削除。
- iOSデバイスが複数あれば、他のデバイスからちゃんと削除されているかを確認。
- 数枚削除されずに残ってたりするけど、細かいことは気にしないでおk。
- 再度、Windows版のiCloudにサインインしてフォトストリームを有効にする。
以上でおっけーだ。OSの再起動は必要無し。自分は数ヶ月に一度、この儀式を厳かに行うことで快適なiCloud(フォトストリーム)ライフを手に入れている。
なお、文末となったが作業中、ジョブズに感謝の気持ちを捧げることを片時たりとも忘れてはならない。*4(ぉぃ