筒井康隆のラノベが気になる。

ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)

ビアンカ・オーバースタディ (星海社FICTIONS)

↑わざわざAmazonで注文するのもなーっと思って近所の本屋でチラっと探したが見付からず。*1
独自にリサーチした情報*2によると、御大が自分の小説の販路拡大用に書いた、子供用エ■小説、らしい(たぶん)。



歳がバレるのであまり言いたくないが、

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

筒井康隆の代表作と言われる、いまで言う「ときかけ」の原作は、ちょーど原田知世が主演した、例の大林宣彦監督作品が自分の小学校高学年時代にクリティカルヒットし、当時純真だったワシは角川の謀略にまんまとハマり、文庫本を買って読んだクチだ。ちなみに映画の方は、劇場公開時には見に行かず、後にテレビ放映時に見た、ような気がする。
どちらかと言うと、「ときかけ」そのものよりも、オマケで収録されていた別のSF作品(タイトルは失念)の印象が強い。あとはパラレルワールドの概念とかね。「ときかけ」は当時小学生だった自分が始めて読んだSF作品だったかも。いま思えば、その後(しかも中二の頃)、星新一にハマり、ひと夏を星新一だけ読んで過ごすことになる伏線だったのかも知れない(遠い目)。



アニメ版 時をかける少女

アニメ版 時をかける少女

↑いまや色んなバージョンが出てるのね〜、サマーウォーズみたいな(笑)アニメもあったし、「ときかけ商法」か?(ぉぃ



改めて、「時をかける少女」について言えば、あの当時、タイムトラベルをジュブナイルに取り込んだのはエポックメイキングだとは思うけれども。それ以外に特に深い部分もなく、小学生だった自分にも一応、理解出来る内容だったし、いまで言うラノベの走りだったのかも知れない。
そう思うと、ラノベ市場を最初に開拓した(?)、筒井康隆ラノベを書くのは当然の成り行きであってむしろ遅すぎの気もする。もっともこれも「太田が悪い」*3のだろう。(笑

*1:とりあえず、立ち読みしようと思ったらしい。

*2:素直に2ちゃんのまとめサイトを見たって言え。>ワシ

*3:参照→http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20120810_552517.html