レコーディングダイエットで3ヶ月で6.5キロ減量成功。

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

わーい。岡田斗司夫の「いつまでもデブと思うなよ」を読んで、3ヶ月で6.5キロやせたよ〜
体重 体脂肪率
どのようにやせていったかは、上記のグラフの通り。左がここ3ヶ月間の体重の変化で右が体脂肪率の変化。キレイに右肩下がりになっている。これでリバウンドしなければ、ダイエット成功と言えるだろう。
そもそもダイエットを思い立ったのは、春になってだんだん体重が増えていき、ついに5/8に59.8キロに達したため。これが自分の人生でのピーク体重。ヤバい。このままでは前人未踏(違)の60キロ台に達してしまう、っと真剣に思ったのだった。ところが、3ヶ月後の今は53.3キロ。だいたい10年以上前の体重に戻っている。
ところでダイエットと言えば、だいぶ前にテレビの通販番組でずいぶんと流行った、外国人が激しく踊りまくる、まるでMacWindowsが立ち上がりそうな名前のDVD*1をいよいよ買うべきかな、っと思っていたのだが、ちょうど岡田斗司夫氏の著作でダイエット本が出ているのは知っていた*2ので、特に過剰な期待をすることなく、軽い気持ちで試してみることにしたのだった。
で、実を言うと、自分はこの本をマジメに読んでいない。いや、本自体はちゃんと買ったのだけど。実は氏のブログ*3をいつもチェックしているので、レコーディング・ダイエットの何たるかは大まかに知っていたのだった。なので、それを補う形でざっと目を通し、ポイントとなるべきところを実践してみたところ、なんと本当に面白いようにやせていったのである。以下、自分が実践したこと。
まず、自分はレコーディング・ダイエットのキモとも言える、食べたものを紙にメモする、という作業を全くやっていない。なぜなら面倒だから(笑)。その代わり、デジカメで食事の内容を全て撮影するようにした。実は自分はそれまでも日常的に食べるものはだいたい全部、デジカメで撮影していたのだけど。*4それをさらに徹底して、全部撮るようにした。
次に、摂取するカロリーを意識するようにした。これまでは全然意識せずに、お腹がイッパイになるまで食べていたのだけど。それをやめて、一日の摂取カロリーが1,300キロカロリー程度になるように抑えるようにした。具体的にはミスドのホームページ*5を参照して、ドーナツ一個あたりのカロリーを知り、どのドーナツが高カロリーでどのドーナツが低カロリーなのかを知った。「オールドファッション」と「チョコファッション」は大好きなドーナツだったのだけど。意外とカロリーが高いことを知り、一切、食べるのをやめた。また、これまで常に二個食べてきたドーナツの量を減らした。例えば今日は一個だけとか、ドーナツはやめてより低カロリーな「フルーツシュー」にするとか。あるいは、ドリンクだけにするとか。家でご飯を食べるときも、白米の量をなるべく減らした。これまでの半分とか四分の一とか。あるいは白米を食べない日もあった。
そうやって、一日に食べる量を少しずつ減らしていくと、だんだんと身体がそれに慣れてきて、たくさん食べるのが苦しくなってくる。一度そうなると好循環の始まりで、胃がもたれるからたくさん食べられない→摂取カロリーが減る→痩せる→身体が低カロリー生活に慣れる→もっと食べる量が減る。っと本当に自然にやせていくのだった。こうなると、毎日、体重計に乗るのが楽しくなるし、ドーナツを少しだけガマンするのも全く苦痛ではなくなる。
ところで自分は、自慢にはならないが運動の類は一切やっていない。去年までは、毎日少しずつでも歩くように心がけて、日課として散歩をなるべく欠かさないようにしていたのだけど。今年に入って、冬場寒かったこともあり、ついにその唯一の運動もやめてしまった。基本的に仕事は家で出来るので*6、ほとんど外出する必要はない。たまにドーナツを食べに近所のミスドに自転車で行くくらいのことだ。それ以外の外出はほとんど車なので、運動にはならない。こんな堕落しきった(ぉぃ、生活を送っていても、ダイエットが出来るのが衝撃だった。
あとは、摂取カロリー量以外で唯一気をつけたのは、水分を多めに採ること。食事の量が減ると新陳代謝が低下して、カロリーが消費されなくなるらしい(たぶん)。これはこの本にも書いてあったハズ。なので、少なくとも一日1リットルとか、場合によってはもっとたくさん水を飲む。ミネラルウオーターじゃなくても水道水でOK。ウチは浄水器*7を通しているけど。あまり意識していないので、自分がどれくらい水を飲んでいるか分からないのだけど。たぶん1日1.5リットルくらいは飲んでいると思う。もっと飲んでるかも。
ただし、夏場は汗をかいて塩分が身体から出てしまうので、水だけをがぶがぶ飲んでいても脱水症状ぎみになってしまう。なので、塩分の補給も必要。これはここ数日気付いたことなのだけど。塩をナメるだけでもOK。ポカリスエットみたいなスポーツドリンクでも良いけど。体内の塩分が薄くなっていると、ポカリスエットでさえ薄味に感じるので不思議。塩分採り過ぎも良くないのでほどほどで。これはこの本には書いてなかったと思う。(笑
以上が自分が実践した全て。ほとんど努力と呼べるようなことは何もやっていないことがお分かりいただけると思う。食事をデジカメで撮影するのは、ほとんど趣味の延長線上だし。あとは、一日の摂取カロリーを意識して、カロリーの高いものを食べ過ぎないようにして、水を飲むだけ。運動はしない。一日中ごろごろする。(ぉぃ
実際のところ、6.5キロ*8もやせると目に見えて身体に明らかな変化が現れる。まず、今までに履いていたズボンのウエストがだぶだぶになり、ベルトを締めないとずり落ちるようになった。なので、2年前に引っ越したときに紛失して以来、全く使うことのなかったベルトを2年ぶりに装着した。そして、キツくてボタンがとまらなかった、10年以上前のズボンが普通に履けるようになった。つまり、10年以上前の身体のフォルムに戻った、ということである。これは本当に驚きだった。
最後に本の宣伝をしておくと、これからレコーディング・ダイエットを始めたいと思っている人は「いつまでもデブと思うなよ」は買った方が良いと思う。なぜなら700円と安いから。他のあらゆるダイエット方法と比べても激安だろう。たとえ失敗しても損害は700円である。なので、ケチらずに買った方が良い。ワタシ? もちろん、岡田斗司夫の回し者ですよ。(笑

*1:素直に「ビリーズブートキャンプ」って言えよ。>ワシ

*2:っというか、本人が激やせしているのをテレビか何かで見て病気じゃないかと心底ビビっていた。

*3:参照→http://putikuri.way-nifty.com/blog/

*4:まあ、ある種の変人と思ってもらってかまいません。(苦笑

*5:参照→http://www.misterdonut.jp/

*6:最近、全然働いてない気もするけど、たぶん気のせい。(ぉぃ

*7:確かアルカリ性にしてくれるヤツ。

*8:自分の体重の10%以上。