続・Mac miniを分解したよ。

さっそく昨日の続き。

最初にお約束ですが、本記事中の内容は一切無保証ですので、いかなる責任も負えません。
Mac miniを分解した場合、基本的にメーカー保証は受けられません。分解される場合は全て自己責任でお願いします。


お買い物編。

さて、今日は市内にメモリを買いに行ったのだけど、店内で気絶して店を出たときには、なぜかメモリの他にも2.5"HDが手の中にあり、しかもその分、財布が軽くなっている。全く不思議で仕方がない。(ぉぃ
っとゆーわけで、うっかりHDも買ってしまったので、渋々増設することに(言い訳)。
以下、買ったモノ。

  • A-DATA製PC2-5300 DDR2 SO-DIMM 2GB=¥4,680-
  • 東芝製2.5"HD MK2546GSX 5400rpm 8MBキャッシュ SerialATA 250GB=¥8,480-
  • N/B 2.5"外付けHDケース SATA用=¥980-

7200prmのHDもあったけど、高い&熱い&電気食うので却下。なお、

この記事によると、4GBは認識するものの、実際に使えるのは、3GBまでだとか。
最初から内蔵されているSO-DIMMが1GB×1本ならば、2GBを増設してちょうど3GBになってコストパフォーマンス的にも、ベストなのだけど。実際は512MB×2本だったので、512MB+2GB=2.5GBになってしまうが、わざわざ3GBピッタリにするために、512MBを捨てて1GBを買うのもなんとなくシャクなので2.5GBで満足することに。

↑さて、今回参考にした記事はこちら。
大変参考になりました&ありがとうございました。


メモリ増設編。

っとゆーわけで、Mac miniは昨日の状態(解体中)からスタート。
さっそくメモリをソケットから引っこ抜く。

上2枚が元々刺さっていたもの。下1枚が新たに購入したもの。
そして改めて、2GB+512MBという組み合わせで刺し直す。

左がNGの例。右がOKの例。
最初、SO-DIMMモジュールの差し込み方が弱く、2GBしか認識されなかった。差し込む時は、カチッっと音がするまで。奥までキッチリ刺しましょう。


HD増設編。

次にハードディスク。

まず、赤丸を付けたポイントのネジ4カ所を外します。そしてHDを手前にスライドさせると、取り外しが出来ます。他の部分を分解しなくても大丈夫。最初に見たときは、そうとうバラさないとダメかと思いました。(汗

左が新しく購入したもの。右が元々Mac miniに入っていたもの(日立製2008年3月製造)。赤丸の林檎マークに注目です。昔から、AppleOEM版のHDに林檎マークを入れてますが、なんか深い意味があるんですかねー? 今や仕様も一般的なものと同じだとしか思えないのですが。

そして、T字のクッション(両面テープで固定されている)を付け替えます。


Mac OS Xインストール編。

さて、この状態で仮組みして(フタはまだ閉じない)、電源を入れてみました。*1
ちなみに、Mac OSのインストールは初体験です。ドキドキ。(ぉぃ

起動画面はこんな感じになってしまいますが、慌てず騒がず、本体付属の“Mac OS X Install Disc 1"を挿入します。すると、

こんな画面になって、「インストール先がないじゃん!?」っと微妙にまたあせりますが、

メニューからディスクユーティリティを選択し、新しいHDをフォーマットをすると、インストール先が選べるようになります。

そして、小一時間ほどかかってインストールが終了し、正常にメモリが認識し、HDが使えるようになった状態の画面です。
しかし、Windows PCの場合、リカバリディスクが付属しない(自分で作るorメーカーに注文する)ものも少なくない中、AppleはOSのディスクを付属させているのは、エライと思います。マニュアルには、シロートは分解するな!(意訳)っと書いてあるわりには、HDを換装してくれと言わんばかりのサービスぶりです。思わず、期待に応えて換装せずにはいられません。(ぉぃ
あ。そうそう、マニュアルについてもう一点。ページを開いて最初の

おめでとうございます。
このMac miniはあなたに出逢うために作られたのです。
の一文はいいですね。なかなかグッと来ます。*2


組み立て編とまとめ。


筐体のカバーの裏面はこんな感じです。以前、PowerPC版のMac mini(初代)の時代は、カバーが閉じにくい、っという問題がありました(らしい)が、現行バージョンではその問題は改善されて、閉じやすくなっているようです。特に普通に閉めるだけで、きっちりと閉まりました。


っとゆーわけで、この日記では二日間に渡って、ほぼリアルタイムでMac miniの分解、メモリとHDの購入&増設をお送りしました。その間、何度も分解したり組み立てたりするハメになったのですが、最初は「なんでこんなメンテナンス性の悪い構造にするんだ!!」っとずいぶん腹立たしい思いでしたが、慣れてくるにしたがって分解&組み立ての手際がよくなり、構造がだんだん理解でき、自然と愛着が沸いてくるから不思議なものです。
そして、今回、Mac miniをバラしてみて思ったのは、やっぱりAppleは昔も今もハードウェア屋さんなんだなーってことです。iPhoneについても同じ思いを抱きますが、はじめにハードウェアありき、という姿勢がAppleMicrosoftの決定的な違いのように思えます。Xbox360はバラしたことがありませんが、アレはソフトウェア屋さんが、ハードウェアを設計するとこうなる、っとゆー見本のように思えます。率直なところ、Mac miniはスモールサイズPCとして、非常によく出来ていると思います。感心しました。今まで数え切れないほどのPCをバラしたり組み立てたりして来ましたが、これだけ密度の濃い実装がなされているハードウェアは少ないと思います。なんかだんだんAppleが好きになってきました。ジョブズのワナか!? ヤバいです。(笑


っとゆーわけで、ワシのMac miniが最強に強まってきたよー

*1:本当は、メモリを増設した時点で一度、仮組みして電源投入して、メモリが正しく認識されることを確認していますが。

*2:DELLのマニュアルに「このDELLはあなたに出逢うために作られたのです。」っと書いてあってもなんだかガッカリします。(ぉぃ