ランエボと猫 〜愛と感動の物語〜

以下、実話。
深夜。西○島バイパスの某サービスエリア(以下SA)にて。
車を停めて、缶コーヒーを飲んで一休みしていたところ。「にゃあにゃあ」と猫の声がするのだった。
いつものように、猫の鳴き声に引き寄せられて、猫を発見し、白黒のまだら模様のそいつと、ひとしきり「にゃあにゃあ」とコミュニケーションを楽しんだ後、トイレで用を足し、空き缶をゴミ箱に捨て、車の前に帰ってきたら、もう猫はいなかった。元いた場所に帰ったんだと思いつつも、万が一にも猫を轢いてはイケナイと、ちゃんとランエボの車体の下をのぞいて、猫がいないことを確認した後、エンジンをかけ、車を駐車場からバックさせ、バイパスの走行車線に乗った。が、実はその時、すでに何かイヤな予感はしていたのだった...
走り出して*1ほんの数分後、信号で停止した時、猫の鳴き声がどこからか聞こえる。たまたま交差点の近くに別の猫がいる、っと思いたい。窓を開けて確認するが、猫の姿は見えず、鳴き声だけがする。なんとなく、ボンネットの中から聞こえてくるような気がする。
イヤな予感はだんだんと確信に変わり、あわてて住宅街に車を停めて、ボンネットを開けてみると、姿は見えなくとも明らかに車体の中から猫の声がする。*2しばらく待つと、ヤツは飛び出してきて、しばらくあちこち走り回った後、ミゾの中に隠れてしまった。一瞬、街灯の光の下で見た様子では、ケガをしてる様子もなく、無事なようだった。が、コワイ思いをしたせいか、いくら呼んでも「にゃあにゃあ」と応えはするものの、ミゾから出てくることはなかった。
ここで、

  • 連れて帰って飼う。
  • 元いた場所に戻す。

っという、二者択一を選択すべきという責任感にかられるが、無事に生きていただけでラッキーだったということで、勝手ながら、その責任からは解放してもらうことにした。呼んでも出てこないし。
しかし、一歩間違えば、ヤツはエンジンルームでミンチになっていたかと思うと、ぞっとする。以前、2chランエボのスレッド(たぶん)で、実際に猫がエンジンルームでミンチになって大変だったという話を読んでいたので、余計にその状況がリアルに感じられて怖い。
っとゆーわけで、教訓。

  • SAで気軽に猫に声をかけない。
  • SAでは猫から目を離さない。

まあ、今回、こんな体験は初めてだし*3、二回目はもう二度とないと思うし、ぜひそう願いたいのだけど。

*1:気にせず、そこそこスピード出しちゃいましたよ。

*2:暖かいからついつい入っちゃったんでしょうな。

*3:もし今回、猫が無事じゃなかったら、日記に書く気力はなかったと思われ。