お目が高い。

さすが拝御先生。お目が高いですな。っとゆ〜か、物欲の傾向が似てますよね、自分と。実は自分もその記事読んで、ムラムラともよおしてきた(何が?)ので、先日、実物を見にモバイルプラザまで行ってきたんすよー*1
が、やっぱり予想通りというか、予想以上にデカい&重かったです。以前、WindowsCEのハンドヘルド機でSHARPのTeliosってのを使ってたので、ついそれを基準に考えちゃうんですけど。Teliosはさらに軽量&薄型だったので。


っとゆ〜わけで何とか無事、買わずにすみました。ふ〜危ない危ない。(ぉぃ


あ。あと、リンク先の記事(〜来なかった未来〜 PDAはなぜ衰退したか)についてはあちこちでコメントをみかけるので、自分もコメントを。
結論から言えば、国内では行き場を失っているように見えるPDAだけど、海外ではスマートフォンに統合されちゃったからそれでOKと思うのだった。*2が、やはり国内では、スマートフォン市場は存在しない、っとゆ〜かようやく立ち上がりそうになってる状況。*3
思うにこの差は、日本国内ではPCをまったく利用しない(つまり携帯のみ利用)インターネットユーザーというのが、かなりの割合存在して、しかもPCも利用する(つまり携帯+PC)インターネットユーザーも、携帯とPCを連携させたいと思う人がごく少数派なためではないだろうか。以上、後半は推測なのだけど。ただ、キャリア(やコンテンツホルダ)からしてみれば、携帯のコンテンツで稼ぐビジネスモデルがここまで確立されている以上、MP3ファイル一個にせよ、オープンな世界のPCとの連携を嫌うのは、当然の流れだと思う。ので、ワシのような携帯とPCを連携させたいと思う人がごくまれに(あるいは多少は)いたとしても、その声は反映されにくいだろう。
結局、今の国内キャリアによる、このクローズドな状況って、iモードに代表されるクローズドな(=課金が容易な)携帯向けインターネットサービスが、うっかり成功してしまったことによる代償のように思える。特に、こと国内においては、前述のようなPCとの連携をまったく希望しないユーザーの絶対数は無視できないし、彼らはおそらく、PCとの連携によるオープンな世界よりも、クローズドな環境の方を望むだろうから、クローズドなインターネットサービスが成功するための下地は十分にあったのだと思う。
で、話はPDAに戻るのだけど。PDAの進むべき道は、日々、高機能化する携帯電話との統合しかなかったのだと思うし、それは誰の目にも明らかだったと思う。が、PDAPalmはともかく、WindowsCEは明らかにPC系の文化。まあ、どちらにせよ、PCとの連携が前提のデバイス。ので、国内のキャリアからしてみれば、わざわざ携帯をPDA化させて、オープンなPCと連携させることに、何のメリットも感じなかったのではないか。
っとゆ〜わけで、日本でPDAが廃れた理由=携帯電話に統合されなかった理由=iモードが成功したから=非PCユーザーのせい(笑)、っと思うのだけど、どうでしょ? 飛躍しすぎ?


参考URL:

*1:秋葉のモバイルプラザで日本語版が売ってるんです。

*2:っとゆ〜論旨の記事をどこかで見かけたので、自分も同感。

*3:世間的には、W-ZERO3が初、という扱いになってるけど、702NKM1000のが先だし、個人的にはW-ZERO3スマートフォンと呼ぶのは無理があると思う。いやもちろん、世間にスマートフォンの存在を知らしめた、W-ZERO3の功績は大きいと思うのだけど。