Javaオープンソース化への圧力が強まる−−3通の「公開書簡」から。

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自分の印象としては、オープンソース・コミュニティもIBMも、ソースコードが欲しいというよりも、Javaを将来的にコントロールできるようになりたいんだと感じる。確かに今、Sunは調子悪くなってるし、このままJavaがSunとともに沈んでしまうって未来も考えられなくはないので、Javaでコーディングする以上、Javaの将来が保証されたいのは分かるけど。でも、JavaはSunが莫大な人と金を投入して開発したハズだから、それはあつかましい話だよなーっと思うのだった。
一方、Sunについては、言語の標準化を拒んだのが良くなかったんだと思う。そこはやはり大人(?)なんだし太っ腹にならないと。結局、標準化を受け入れなかったがために、サーバサイドはともかく、クライアントPCでの普及はますます遠のくし、MSはもーJavaなんか要らネーよ!!とか思って、C#とか作り始めるんだと思う。
で、結局、C#は標準化を受け入れたにせよ、実際の実装は実質MSオンリーで、Javaは実装は遍在するものの、一ベンダーに縛られた言語、というイマイチ感を拭えないのが、今のコンピュータ言語業界(そんなのあるのか?)なんじゃないかなー*1
あ。SunがJavaオープンソースにする変わりに、IBMDB2オープンソースにして、Oracleがメロメロになるってシナリオならちょっと興味深いと思いました。:-)

*1:もういいです。俺はPerl使うから。