2008-12-03

Z34編

id:yamagw氏が大好きな日産に潜入。店内は既にクリスマスモード全開。

まずはフェアレディZ(Z34)のカタログをもらう。
先代のスタイリングも悪くなかったけど、今回はマジでカッコイイと思える。ホイールベースが短くなり、S30を彷彿とさせるスタイリングでありながら、しかも現代的で21世紀的。
しかし、シンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッションはどうなんだろうか？
技術的には面白いとは思うけど、それならいっそのことR35 GT-Rのようにデュアルクラッチトランスミッションを搭載すべきだったのでは？ヒール＆トゥの自動化なんて、余計なお世話にしか思えないのだけど。
いやつまり、運転の達成感が欲しくて6M/Tを選ぶのならそれもアリだし、そういう人ならば自分でヒール＆トゥするのではないかと。そして、ヒール＆トゥ出来ないのなら、機械に頼らず練習すれば良いのではないかと。頑張って一生懸命練習して出来るようになったときの達成感はそれこそ筆舌に尽くしがたい。それこそがモータースポーツ、ひいてはスポーツ全般に共通する、醍醐味なのでは？
あるいは、割り切ってデュアルクラッチトランスミッション、いわゆる2ペダルM/Tを選択するのもアリだと思う。ラクチンだし。シフトプログラムが賢ければサーキットでのタイムアップにもつながる。シフトミスも無い。
なので、シンクロレブコントロール付6速M/Tというのは、どうも中途半端な印象が拭えない。まあ、乗ってみたわけではないので、判断を下すのは早計だとは思うけれども。機会があれば、ぜひ一度試乗してみて結論を下したい。意外と楽しいかも知れないしね。
あとは、7速ATですか。デュアルクラッチ式ではなくてコンベンショナルなトルコンATを選択したのは単純にコスト的な問題か。それとも7速にこだわったのか？まあ、GT-RのGR6はトランスアクスル式で専用設計だろうし、汎用性はないんだろうなあ。そして、Zのために新たなデュアルクラッチトランスミッションを設計することはコスト的に合わないんだろうねえ。ギャランフォルティスラリーアートやギャランフォルティススポーツバックラリーアート（長い）で、ほいほいとTC-SSTを持ってこれる、三菱の方が汎用性があって良い気がするな。

それにしても、ここ10年くらいで国産車も全般的に純正ホイールが格好良くなったなーっと思う。Zの純正ホイール（Ver.ST & Ver.S）もガヤルド（ランボルギーニ）のカリストを思わせて、カッコイイ。*1しかも19インチ。格好良くてデカくなった（笑）。10年前にワシが純正で格好良いと思えるホイールなんて、ポルシェのホイールくらいだった気がする。

ところで、Zのカタログは解説の口調がやたらと熱いんだけど、これは何なのだろうか。基本的に技術解説に終始するランエボのカタログとは好対照。
例えば次の一節。



幸い、私たちには「VVEL」という新しい強力な武器がありました。

あらゆる回転域でバルブ作動角とリフト量を自由に設定できるこのシステムを

駆使することでチューニングの幅が大きく広がったのです。“Z”のエンジンは

全開か全閉かという踏み方でなく、リズムを持って微妙なアクセル操作をする

ようなテクニックを持つドライバーなら、その楽しさはさらに大きくなること

でしょう。

アクセルは全開か全閉の2値制御のトミ・マキネンには必要のないテクノロジーなのですね、分かります。（ぉぃ

あと、純正の大型3連メーターはかなりカッコイイのだけど。スピードメーターが180km/hまでなのは良くないと思いました。最近は海外向け仕様と共通で、300km/hフルスケールとかが多い気がするのだけど。さすがに180km/hはショボい気がする。アウトバーンを200km/hで巡航するときに困るじゃないか。*2

カタログ編

っとゆーわけで、GT-Rのカタログをもらって来ました〜
でも、これは今話題の（？）10色刷り仕様じゃないですよね？見たところ、CMBの3色で足りそう。イエローが必要なのブレンボくらいだし。しかも、車両価格が777諭吉のままだし。去年GT-Rが出た時に、もらったカタログから変わってない気がする。
では、鑑定をお願いします。（笑＞id:LiongHMD氏
っというか、10色刷り仕様のカタログの写真アップを希望。:-)